第66章 全てはあなたを喜ばせるため 〜信長誕生日sp〜
「ど、どうしてっ?」
何で新作が!?(新作って言ってる時点で私もちょっと脳内侵されてる気が.....)
「こう言う事もあろうかと、これを用意しておいた」
「どっ、どういう事ですか?」
「何かと忙しくじっとしておらん貴様の事だ、また何かを忘れて焦らんとも限らんと思ってな。そんな時はこれを使えば良い」
「ぜ、全っ然、理由になってません」
何かを忘れる度にこれを着てたら身がもたないんですけど!
「ふっ、そんなに喜ぶな。こちらへ来い、俺が着せてやる」
「えっ、やっ、」
信長様は私の帯を引っ張り私を寄せると、手早く帯を解き出した。
「まっ、待って信長様」
「じっとしていろ、変に着付けられても知らんぞ」
「っ、」
まさか、昨年の誕生日に引き続き今年もこのエロ襦袢を着る事になるとは思わなかった。
さっきまでの、包みを開ける時の私のワクワクした気持ちを返して欲しいっ!
・・・・・・・・・・
「......ほぉ、今年の出来も悪くない......おいっ、隠すな、手を退けろ」
「やっ、恥ずかしいんですって!」
着物と襦袢を脱がされ一旦裸にされた後、エロ襦袢を着せられた私は、透け感満載の、何一つとして大切な所が隠れていない襦袢(信長様いわく寝間着)に恥ずかしさで顔から火が出そうな程に熱くなっていた。
「くくっ、まだ何もしておらんのに、もう立ち上がらせて........まこと俺好みの、いやらしい体だな」
褥に座って私を見上げる信長様は、着せられている時にあちこち触られて敏感に仕上がった私の体を見て喉を鳴らして笑った。
「っ、いじわる.......わざと触ってそうしたくせに....」
あんな事されて、乳首立たない方が無理でしょ!
「言ってる意味が分からんな」
ニヤリと笑う愛しい人は、裾を割って手を入れると、私の濡れそぼつ敏感な所に触れた。
「っあ!」
チュク、チュクっと、信長様が指を前後に動かす度に、そこは卑猥な音を立てる。
「ここも、大分仕上がっておるようだな」
「っ、言わないで......」
二日間抱かれていない身体は、愛しい人の少しの刺激でも過剰反応してしまう。
「寂しい思いをさせたからな。慰めてやる」
信長様はそう言うと、裾を捲り上げて顔を近づけた。