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恋に落ちて 〜織田信長〜

第19章 金平糖の罰



秀吉さんと光秀さんがそっと立ち上がり、部屋から出て行く。

「よく顔を見せろ」

泣きじゃくった顔を持ち上げられて涙を拭う様に唇が頬に触れる。
その仕草が優しくて、更に涙が出てきた。

「ごめんなさい。迷惑をかけてごめんなさい。もう、会えないかと思って、怖くて、ごめんなさい」

私も信長様を抱きしめ返そうとするけど、手足が縛られたままで何もできない。

「グスッ、信長様、あの、縄を解いてもらえませんか?」
(早く、感動の抱擁がしたい)

「ダメだ」

「えっ?」
予想しなかった返答に戸惑う。

「何度言っても貴様は言う事を聞かん、だから暫くはそうやって頭を冷やせ」

いじわるな言葉とは裏腹に、信長様の目は心配をしたと言っている様で、私は黙って俯く。

「案ずるな、罰が済めば、解いてやる」

「えっ、罰って、どこかに閉じ込めるんですか?」
仕方ないと思いつつも、恐る恐る聞いてみる。

「恐怖や痛みを与えるだけが罰とは限らん」

「じゃあ、一体」
怯える私とは対照的に、信長様は楽しそうに私の帯に手をかけ解いた。

「のっ、信長様っ?」
支えを失った着物はあっという間にはだけて、中の小袖までも簡単に開かれた。

「あっ、」
押し倒され、縛られた両手を頭の上で縫い止められ、露わにされた胸に口付けられる。

「あっ、やっ、んんっ...信長様」
手足の自由を奪われ、着物ははだけて、信長様に全てをさらけ出している自分の姿に堪らなく恥ずかしくなる。

「これが、貴様への罰だ」
信長様はそう言いながら、カリッと、既に硬く立った胸の先に歯を立てた。

「はっ......やっ、信長様」

力強く手を押さえ込まれて何の抵抗も出来ない。

「良い声だアヤ」

チュ、チュ、カリッと、執拗に胸を揉みしだき責められる。

「っ、だめっ.....」
まだ、胸だけなのに手足が自由じゃないだけで、体がいつも以上に熱くて震える。
信長様は、私の力が抜けたと同時に縫い止めた腕から手を離し、両手で胸を弄ぶ。

チュ、チュ、
「はっ........んんっ」
体が疼いてその身を捩る。

「もどかしいか、アヤ」
ペロリと胸に舌を這わせながら、手を下へと伸ばす。縛られて、開くことが出来ない脚の間に手を滑らせて秘部に触れた。
ヌチッ、ヌチャと厭らしい音が大きくなりながら耳に届く。

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