第17章 安土の休日② 〜湯浴み・褥編〜
「........っ」
唇はすぐに離され、信長様に抱き抱えられた。
「食べだばかりなのに、貴様は童の様に軽いな」
「誰かが邪魔してしっかり噛めませんでしたから」
恨めしげに信長様を見る。
「途中で腹を空かせても知らんぞ」
私を抱いたまま褥に座り膝の上に降ろして、イタズラな笑顔で私を見た。
「そしたら、信長様の金平糖を全部食べちゃいますからね」
ぷいっと私も恨めしげに答える。
「ふん、それだけ悪態がつけるなら、手加減する必要は無さそうだな」
口の端を上げて愉快そうに笑う顔が近づき、口づけられた。
「んっ」
大好きな信長様とのキスに身体が震える。
信長様の手によって、私の着物は開かれ、肩から滑り落とされる。その露わになった胸元を信長様の手が滑った。
「あっ、んっ」
胸を弄られ、口内も侵される。
絡む舌が気持ちよくて自然と力が抜けていく。
「んっ..ふぁ」
唇が離れ、首すじ、鎖骨と跡が落とされた。
ゆっくりと体を倒されて、胸の柔らかさを味わう様に揉まれ、舐められ、喰まれる。
チュ、チュ、チュパ
シーツと肌が擦れる音と、息遣いと水音が、私の羞恥心を煽って体を熱くしていく。
信長様の手が下に伸びて、私の脚を開く。
「やっ、んっ.....」
脚を閉じようとしても、逞しい手に敵うはずもなく、簡単に太ももを押し開くていく。
「嫌かどうかは、貴様の体に聞いてみる」
信長様の指が、割れ目に沿って動くと、
チュク、チュクと音が聞こえてきた。
「っ.......あ」
「嫌がってはおらんようだぞ」
イタズラな笑みを浮かべて軽く口づけられる。
「んっ.....ぁ、言わないで」
割れ目に沿って動いていた指が止まり、ヌプ、ヌプっと、ゆっくりと挿れられる。
「あっ....んっ」
ズプッ、ズポッ、と卑猥な音が響く。指は一本から二本へと増えて、私の弱いところを攻めながら、掻き出すように動く。
「やっ、信長様......んんっ」
身体がヒクンと震える。そんな私の姿を満足げに見上げ、信長様は指を抜き、溢れ出した蜜をジュッと吸い取った。