第78章 砦組 澁澤さん·太宰さん·フェージャ
「お茶ありがとうございます」
わたわた
「フェージャ!?呑気な話しないで太宰さんを止めないと!」
ずず
「太宰くんやめてください(棒読み)」
(明らかな棒読み感)
だっ
「太宰さん!銃を閉まってください!澁澤さんもナイフを取り出さない!」
「これは明らかに太宰くんから仕向けられた戦だからね···」
「ちょっと中の人ネタが出てないかい?ナイフもあと5本必要じゃないか」
「もう!太宰さん!」
ぐいっ
「うわっ!」
ぎゅむ
「終わり!」
太宰さんの頬を掴む。
「····はい」
『さすがですね』
ーーーー····
「!?私が甘えられる人を知りたい?」
ぷんぷん
「そう!それであの白2人組が私をいじめるんだよ!」
「天音が誰に甘えられるかは、天音自身にしか知りませんからね」
「私は普段通りが良いかと···」
「···太宰さん」