第77章 水着買いに行くよ!太宰さん
「君はまだ死んではいけない、お願い」
「私は死にませんよ?」
「····さっき間が空いたからもしかして···って」
「···そうですね、もし太宰さんは私が心中しようとしたら止めてくれますか?」
「止めるよ!君だけは··天音だけは私と··」
「太宰さん」
「天音···?」
「迎えに来てね」
とぷん
「天音!!」
ばしゃん!!!
ごぼぼ··
暗闇しか見えない海
こんなに胸が締め付けられる心中は初めてだ
ごぼっ
(何処だ?··天音···お願いだ···!)
私を
置いていかないで····
ぱしっ
ごぽっ
「···ーーーー」
口の動き