第77章 水着買いに行くよ!太宰さん
「痛かったよね?···私の事嫌いになった···よね?」
「····(悲しそう)」
むくり··
ずきぃ···
「···ったぁ···いよぉ···」
おろおろ
「無理に起き上がらないで呉たまえ··その、何回したか···?!」
ぎゅっ···
「!···天音··くん?(珍しい···)」
「私が太宰さんを嫌いになる訳ありませんよ···せっかくだから海見に行きません?」
「···うん」
ぎゅっ····
ーーーーー····
(海の音···匂い···思い出す···)
ーーー···天音、転けないのよ
うん!
ーーーー···海はいいわね
(お母さんと海に出かけた日···同じ夕暮れからの夜····太宰さんは···)
「いやぁ!こんな綺麗な海ん中で心中出来たら····って天音くんそんな険悪な顔で見ないの!(汗)可愛い顔が見たいのに···」