第69章 わたしの マフィア太宰さん
コッコッコッ···ピタッ
(個々(ここ)なら私の部屋に近い、この部屋を伴侶にしよう···そうだ!私だけの洋服と靴も用意しなきゃ!)
喜ぶ顔が見たいだけ
中也ばかりに見せる笑顔を私にも見せて欲しい
ただそれだけ···
ーーーー······
ガチャッ
「おはようございます」
「あぁおはよう」
「おはようございます天音さん!」
「おはようございます敦くん」
今日は1日探偵事務所だ
マフィアはまた後日
どちらかと言うと首領が呼び出さない限り私は行かない
よかった···太宰さんを見なくて済んだ
~~♪
「あっ··メール」
私はスマホを開く
中也さんからだ
(なになに?)
「天音!今クソ太宰が···」
ガチャッ
「やっほー!お迎えに来たよ」
ざわざわ····
「お前を捕まえに探偵事務所に向かいやがった!死ぬな!」
「私の····天音」
「······っ」