第67章 ちきちき フェージャ
「天音、片付け終わったら3人で外行きませんか?この服では、ちょっと動きづらいですから」
「そうですね、確かにその姿がいつまでなのか分かりませんし、澁澤さんも賛成ですか?」
つん
「そうだね~行こうか」
(拗ねてる··仕方ない)
「澁澤さん外行くのに白い服では目立ちますから着替えて来てくれますか?」
かたん
「そうするよ!」
「フェージャも、行く準備お願いしますね」
「分かりました」
パタン···
(澁澤さん拗ねてるな~うーん···)
ーーー···
コンコン
「澁澤さん、私です」
ぎょっ
「えっ!?天音?!」
ガチャッ
「··失礼します。まだ着替えてないんですか、白は目立ちますよ~」
「フェージャくんの所に行かなくていいのかい?」
「フェージャも心配ですけど、今は···」
コッコッ··
ぎゅう··
「貴方が心配です、ちゃんと私は貴方も見てますよ。よしよし····」
抱きつかれ、頭を撫でられる。
「フェージャが羨ましいです、普段から接触してるのに今だって···」
(子供だ)
「····キスください」
「へっ···」
「キスくれたら機嫌直ります」
「ほっぺでいいですか?」
「ダメです」