第66章 あかずきん ヒロイン
「へ〜君は中島敦くんって言うオオカミなんだね!私は小吹天音··赤ずきんって呼ばれてるよ!」
「はい··天音さん···その··なんで赤いずきんを目の下まで被ってるの?」
「私の目がね···深い海色だから··」
「深い海色?」
「赤いずきんに深い海色の目とか似合わないからね···だから隠し···!」
ずるっ··
「敦くん!?」
「全然そんな事ない!初めて会ったけど···僕は天音さんの目好きだよ!」
ぼしゅう···//
「あっ····ありがとう···敦くん··」
はっ
「僕は···!えっ!」
「ここで会ったのも何かの縁、私とお友達になってくれますか?」
「うっ····うん!」