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恋する奴等

第66章 あかずきん ヒロイン




「忘れ物はないか?おばあちゃんに渡すお茶菓子。お茶っ葉、ハンカチ、タオル、ティッシュ持ったか?」

「持ちましたよ!」

「ほら忘れてるぞ!赤いずきん!」

すぽっ
「ありがとうございます!国木田さん」

「いいか?この森にはオオカミがいる、くれぐれも道に迷わずちゃんと向かうこと!」

「はい、行ってきます!」


パタン····


ーーーー·····


とぼとぼ
(早くおばあちゃん家に行かないとな!)

森は賑やか

オオカミが出るには勿体ない森だ


がさがさ

(いきなり!?)

私は身構える。

出てきたのは、

白い髪の毛に、
白の耳にしっぽ

びくっ
「うわぁオオカミ!」

びくっ
「うわぁ人間!!」
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