第65章 かきかき 澁澤さん
「担当の先生は澁澤先生です···あのお茶の用意が出来ないので離れて頂けませんか?」
「まさか顔面能面野郎の?!」
顔面能面···
「お前より澁澤先生はちゃんと原稿くれるぞ!お前は全く!」
ひらひら~
「だから原稿持って来たんでしょ!敦くんにも後でお茶漬け奢ってあげなきゃね~、所で君は自分の家から編集部に?」
ふるふる
「いえ私は澁澤先生の家に同居しています」
びしゃーん!
「·····えっ」
――――·····
てくてく
(なぜ、太宰先生が一緒に)
敦くんも帰宅して太宰先生の原稿も貰い
叱られて
そして
ぐいっ
「じゃ天音くんを送らないといけないから!」
って簡単に
しかも
ぎゅっ
(手まで繋ぐ事あるのかな?)