第63章 おはおはなしなし 鏡花ちゃん·樋口さん
そのまた次の日
ぽふぽふ···
(なんだったんだろ····私の誕生日祝い?いや誕生日はまだ先···でも何だか嬉しかったな)
今日はマフィアのアルバイト
探偵事務所と違って周りが高級感があるからか凄く緊張する
ふよふよ··かぷ
「ぴぇ!···クロちゃん?!どうしたの?」
かみつくクロちゃんを撫でながら私は掃除をしていたら
「天音」
後ろから聞きなれた声がした
「お疲れ様です芥川さん!任務終わりですか?」
「その···なんだ···」
「?」
「お前の今後を僕だけのものにすると誓え」
「?!」
いったい
私は
何やらかしたんだ?
ーーーーー·····
「私ですか?···私が強いと思う人は····」