第62章 というな 中也さん
ごほっ
(俺とした事が····)
任務終わり熱が出て
知らない女に看病されて
勢いよく着替えを取り返しマフィアに帰ろうとしたらぶり返し
知らない女は
「ちょっと買い物にいきますね」
って言ったまま出かけた。
ごろん····
女ってクソみたいな奴等しか見てこなかったから、姐さん以外に俺を恐れず喋る奴もいるんだな·····
だけどコレだけは分かる
俺が好きになる奴等全員クソ太宰に連れていかれる。
だからどうせこの女もクソ太宰に······ん?
俺は何を考えていたんだ?
あんな女だっていつか···
いやだから····何で変な考えする
(眠い·····安心しちまう····)
ガチャッ
「大丈夫ですか?····寝ていますね」