第59章 ぺぺぺ 22歳太宰さん
「太宰··さん?」
さくさくさく
「嗚呼、今の首領は前首領、そしてクソ太宰が今の首領だ」
さく
「太宰さんは僕を拾って下さり色々と教えて頂いた方だ」
「優しい方なんですね」
「彼奴は優しさの欠片もねぇよ!」
「時折僕を2回殴り5発撃たれた」
ひゅっ
「いや(ってか私はとんでもないアルバイトしてる)」
「だけど織田作は良い奴だぞ!」
こくり
「僕が何度攻撃しても交わされる。」
「いや(だから怖いアルバイト来ちゃった?)」
だけど
「太宰さんは怖そうだから近寄りませんが、織田作さんには話してみたいですね!何か気をつける事はありますか?」
ーーーー·····
「今日もお疲れ様!」
「また明日来ますね。お疲れ様でした」
パシッ
「天音くん」
首領に手を掴まれる
「どうしましたか?」
「···ちょっとキスしたくなった」
「···ふぇ」
パタン
ずるずる
(あ〜···何で手を出しちゃうかな~···いくら天音くんが"天使"に似ているからって、全くちがうじゃないか)