第55章 こいの恋 澁澤さん
「そうですね····」
ーーーー·····
「すみません今日から隣の部屋で寝泊まるようにとフェージャに言われたのでよろしくお願いします。」
「·······」
やはり深い海
「自己紹介がまだでしたね!私は小吹天音と言います。貴方のお名前は?」
「···龍彦····澁澤龍彦」
「し.澁澤さん··はいよろしくお願いします」
チャリッ
「それは?」
澁澤さんに指される先は
薄緑色のネックレス
「これは、私がアルバイトしてる先で頂きました。」
「それも?」
次には
イヤリング
「これはフェージャに渡されました。」
「そうですか」