第53章 ハロウィン 1 澁澤さん·フェージャ
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チャラ
「これを付けなさい。」
「ありがとうございます···」
渡されたネックレスはイヤリングと同じ"赤"
(澁澤さんと言いフェージャといい赤色好きなんだな~)
太宰さんに渡されたのは、薄い緑色
「これには盗聴器などありませんよ。これは私を治してくれたお礼」
ほっ、
(よかった)
する
「付けてあげましょう。後ろを向いて」
くるっ
「お願いします」
言われた通りに後ろを向く
(白い首筋····私の"赤"が似合いそう)
ーーーー···チュ
ビクッ
「澁澤さん··?」
「天音···この"赤"が、消えた時私はいなくなる。」
「えっ?」
「体も治った。だから私はヨコハマを離れ海外に行きます。また戻りますよ。それに今日はハロウィン···天音にはこれを来て欲しいです」
渡された服は····
(シスターの服····可愛い)
「私達も着替えるので、また後ほど」