第53章 ハロウィン 1 澁澤さん·フェージャ
コンコン
「澁澤さん~朝ですよ。おはようございます」
こんにちは
私は今慣れない名前の主を起こしに来ました。
ガチャッ
「澁澤さん~起きてください。」
ゆさゆさ
「···あまね···?」
「朝ですよ。今日はよろしく···うっ!」
ぐいい····ドサッ
ぎゅう···
「あたたかい····」
「あの··澁澤さん痛みは大丈夫なんですか?」
「あぁ··天音の看病のおかげでね」
ほっ
「でも一応確認しますから起きてください。」
そう
私は
しゅるしゅる···
「よかった···キズも塞がってますね。消毒は···一応、あと包帯取替えますね」