第50章 しらないしらない 15歳中也さん
ふむ、
「中原中也に「優しい匂い」と言われたのか」
「はい、何だか匂いを知らない感じがしました。何か織田作さんの知る話はないですか?」
「俺は太宰みたいな上層部ではないからな。だけど分かるのは俺からでも天音は優しい匂いするぞ。食べたくなる。」
ぴえっ!
「ダメです!///」
ーーーーー········
ごろん
(彼奴から知らない匂いがした)
太宰じゃなくて
彼奴らじゃなくて···
俺が経験したことない匂い···
だけど
嫌じゃなかった
多分このまま匂い嗅いだら俺は···