第48章 ぎもん 15歳太宰さん
コトッ
「ホットミルクどうぞ」
「うん」
「私は片付けしてきますね。ごゆっくり···!」
「私も向かう。だから待って」
(ひぇぇ··幹部の方がそんなこと···だけど自殺させないようにしないとな···)
ふっ···
「わかりました。一緒に向かいましょ」
(あっ···)
笑った
ーーー·····
じ~~~~····
(むっちゃ見られてる)
食器を片付けるときですら見られてる
キュッ
「終わりました。って太宰さん!?」
どこから出したのか、ナイフを見つけ手首に押し当てていた。
バシッ··!
「ダメです!」
「······」
カランカラ···
「怪我はありませんか?!····よかった···もうダメです」
「君でも私の心配するんだ。」
「するに決まってます!····お部屋に戻りましょ」
「···もう少しで死ねたのに」
ーーーーー·····