第33章 かちゃん 15歳太宰さん
ひと通り走り倒した場所は海が見える所
「もう···何なんだよ。」
「ごめんなさい···ちょっと知り合いを知る人に会ったから····」
はぁ
「彼奴も君の知り合いと?」
「はい、よく困らせて大変ですが····太宰さんちょっと座っていてください。」
私は太宰さんを座らせちょっと移動販売車に買い物
(何となくだけど····あの子は太宰さんだ···見た目がまんま···でもあの子は自分を名乗らない)
「ありがとうございます」
がさっ
(もし名前が違ったら謝るか···)
「お待たせしました!」
「何処行っていたの」
「かなり走らせたので、ちょっとした水分とか··どうぞ。」
渡されたのは、
「カモミールティー····」
「少し落ち着きませんか?」
「君のは」
「ちゃんと買いましたよ!」