第31章 つぼみ 中也くん
「中也さん·夕飯何がいいですか?」
「ん~~·····天音がいいかな」
「こら!····そう言うのは·····ごにょごにょ」
ずずい
「なんて言ったんだ(可愛い)」
「いじわる···中也さん····あっ!お風呂入れてきますね!」
私はその場から逃げるように走る
パタン····
ずるずる·····
(んだよ天音の奴は···だけど本当に今の天音は····)
かぽーん·····
(俺のなんだよな····)
ぶくぶく····
(確か有給には日にちは書いてない。俺の疲れが完全に無くなるまでは休んでやる)
「中也さ―んバスタオル置いておきますね!」
「あぁ(本当に····)」