第31章 つぼみ 中也くん
私が中也にしつこい電話しようとしたら
「すみません···あの」
天音くんが来た
「すみません、皆さん明日からしばらくマフィアのお手伝いを頼まれたので、よろしくお願いします。」
がしっ!!
「ひぇっ」
「天音くん····ちょっと来なさい」
太宰さんの顔が怖い
ぐいぐい
「ちょっと···太宰さん!」
「こら太宰!戻れー!」
無理矢理連れてこられた給湯室
がちゃん
(鍵閉めた!?···えっ···ちょっと···!)
ずんずんずん!
がっし!
「ひぇっ!」
「天音くん···何で中也と歩いていたんだい??」
やばい····見られた·····
たらり
「···だから···明日からマフィアのお手伝いだからその準備です····あの····離してくれません····?」
「いやだ」
(子供みたいに拗ねてる)
「私は···君がマフィアの誰かと一緒に歩いてる時点で腹が立つんだ。特に中也といると····」