第31章 つぼみ 中也くん
本当に····
(可愛い奴だな。だけど···)
むくり
「俺は優しくねーぞ···」
ーーーー····
ぱちり
「···っ····寝ちゃった····?!中也さん!?」
目を覚ますと、何故か体制が逆転していた。
中也さんのソファはかなり大きい
「あ〜起きたか、天音」
「「起きたか」じゃありません!ちょっとこの····」
プチン
「なんだ?」
かぁぁ
「ボタンをはずさないで···!」
「ずっと我慢してきたんだ···もう限界···いいだろ?」
わなわな
「ひ·····ひぇ···」
「天音」