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恋する奴等

第31章 つぼみ 中也くん



どどん
「これは?」

「ちょっと有給いただきます」

「中也くん···目の下ひどいクマだね···うん、休んで····っていない」


コッコッコッ
(疲れた···寝たい····寝たい···)


此処最近の激勤務



終いにゃ、クソ太宰のイカれた仕打ち



(俺だって!!休みてーよ!!!!)


だから


今から


俺は





ばたーん!
「天音ええ!」

『!?』


「中原中也!なにしに来た!」

「あぁ···何も揉めに来てねーだろ。天音はどこだ」

「天音なら···」

「ただいま戻り···うわっ!ドアが壊れてる!···あれ?こんにちは中也さん」

がしっ
「ふぇ?」


「クソ太宰がいなくてよかった···しばらく天音を借りる···行くぞ」


ひょい
「うわっ!」


「あばよ。」


中也さんが私を抱え7階から降りた


ヒュオッ···
「きゃあ!」
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