第28章 ぱちん 織田作さん
その日から織田作さんはよく私に色々頼む
「今日もいいか」
「はい··」
夜になり私は織田作さんの部屋に向かい
月夜の中
チュク···チュ···クチュ····
「っ····はっ」
「···天音·····もう一度···」
寂しさを紛らわす接吻
ーーーー·····
「最近彼奴を貸してるけど、そんなに寝やすいの?」
「太宰か···そうだな」
「私の伴侶なんだからたまには返してよ」
「お前と中也が揉めない為だ」
「もう彼奴の部屋は直しただろ!」
「太宰」
「何織田作」
「俺は···」
天音が好きだ
「········」
伝えた。
❦ℯꫛᎴ❧
※織田作さんは無自覚だろうな。