第28章 ぱちん 織田作さん
ちょん・・・
「いたいんだけど」
「あぁごめんなさい···ちょっとの我慢···!」
ぱしっ
「何で君はそんなに鈍いの···私の添い寝を中也にしてさ」
「えー···と···すみません」
「····今私は何を話した」
きょとん
「····へ?」
だって
君は
私の伴侶
添い寝と
頭を撫でられるのは、私だけなのに
「添い寝して」
ぐい···
「うわっ··」
がたっ···からんからん
治療に使うピンセットとか色々落とされたが、広う暇も与えず、
私は
どさっ···
「うっ··」
ぎしっ····
(天音が寝てる···私は上にいる····)
ずしっ
「ちょっとこのまま····」
「太宰さん····中也さんに後で謝りましょう」