第25章 おにに 中也くん

そんなこんな過ごしていたら、


頭の上に何かが落ちた


「手紙？」

安吾さんいわく
妖の術で

手紙を念で送るのもあるだとか


かさかさ
(誰だろ)


ぴらっ


『いつもの川にて』


それしか書いてなかった


ｸｽｯ
「面白い人」

鬼の人

見た目は、怖そうだけど、何となく

私が通う大学の・・・・



ーーーー・・・天音



「中也くん・・・」


私の大切な友人・・に似ている。

だけどちゃんと確認しないと

もしかしたら私の勘違いだし