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恋する奴等
第3章 うみのなか 太宰さん
わしわし
(やわらかい髪質猫っ毛?)
あれから私は太宰さんの頭を拭いていた。
されるがまま
(大きいネコみたい)
「ふふっ」
「ん?」
はっ!
「済みません!」
「何かあったかい?」
「えー····えとなんか太宰さんってネコみたいだな~って」
(初めて見た笑顔)
かわいい
「君の瞳は生まれつきかい?」
「はい··お母さん譲り色ですね私のお母さんは仏蘭西(フランス)人で父さんが日本人」
「もっと見ていいかい?君の瞳」
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