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恋する奴等
第21章 ららら 黒の時代芥川くん
あれから芥川くんが私を呼ぶ時はクロちゃんや時には
ぐいっ
「ふお!」
かちん
「ちょっとなんなの今話の途中じゃん」
「天音に看病頼みました」
自分から頼みに来るようになったりと、少し成長しました。
それに
ちょっとした太宰さんの真似事も
がぶぅ
「···った」
「痛いのか」
「大丈夫よ芥川くん··私はここにいます」
がぶっ
「あぁ」
小さな猫は
噛みグセが強い
だから私が受け入れる。
「芥川くん薬は飲んでますか?」
「天音が飲ませる」
「!」
❦ℯꫛᎴ❧
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