第21章 ららら 黒の時代芥川くん
さすさす···
(珍しく芥川くんが私に寄り添ってる··今までは抱っこを嫌がるネコみたいだったからな~私に出来るならこのまま)
(柔らかい····いい匂いする···銀も話していたな)
ーーーー······
「兄さんの教育係の太宰さんについてる女の人··優しいよね」
「···そうなのか?」
「えぇ凄く優しいわ。こんな私達にも嫌な顔せず。優しく接する。ねぇ兄さん··兄さんと天音さんお似合いだと···」
ーーーー·····
はっ!
「ーーー·っ」
気が緩んだのか···
寝てしまった
時間的にはほんの2〜3分
「おい」
「はい?」
「咳は出ない」
「良かった~それでは失礼しますね」
「天音!」
「うん?」
「···また呼ぶ」
「わかりました」
パタン
「僕はおかしい」