第19章 夏だ!海だ!水着だ! 全員
鏡花ちゃんが満足したのか部屋から出ていき私は水着を買うか悩んでいたら
「天音くんいるかい?」
ガチャッ
「首領··!どうなさいました?」
きょろきょろ
「ちょっとね」
ーーーーーー······
「あの···この体制ですか?」
すりすり
「うんちょっとこのまま」
実に珍しい光景である。
マフィアの首領が私みたいなアルバイトに甘えてくるとか、相当だ
だけど···体制も押し倒されるのもいかがと···
「天音くん」
「はい?」
「探偵社アルバイトやめてマフィアに来ないか?」
「ひええ!?それは···」
「はははっ分かってるよ。みんな大切なんだろ?珍しいタイプだよ君は」