第15章 やわやわ 黒の芥川くん
「俺が言うのもなんだが···ーーーーーーー」
ーーーー·····
ちょん
(彼奴の痛みを少しでも和らげてくれ··か)
私は芥川くんの部屋でちょっとした治療をしていた。
確か今日は太宰さんと中也さんでとある組織を潰したんだっけ。
ならば、なぜこんなに芥川くんに傷ができるんだろうか、
カタン
「他に痛い所ありますか?」
なるべく優しく話す
「·····お前は、何故僕の傷を治す」
「それは··(いきなり難しい事言うな)」
「太宰さんに言われた「お前は弱い価値ない」ってだから強くならなくちゃいけないのに··殴られ蹴られる。」
(芥川くん··辛そう)