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恋する奴等
第14章 きつねきつね 妖狐太宰さん
「でも····私は人間··あなたは妖··」
人と妖でも命は違う
仮にも一緒にいれても···
「······」
怖い
「天音」
「は···い」
『······』
太宰さんの薄い茶色が近づいたのしか分からなかった。
「これで君も同じ妖だよ」
「····えっ」
同じ妖?
····違う!!!!
ちょっと待って!!!
「キスだけで···そんな···」
する···
「大丈夫もう君は妖の長の子も孕めるようになったからね!」
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