第91章 のらりくらり 魔族フェージャ
スッ
「僕だけの"天音"でいて欲しいんです」
ブワワッーーー!
「ーーっ!///(澁澤さんとは違う··なんだろ··上手く言えないけど)」
ソッ
出された手を握る事だけはしなきゃいけない。
(澁澤さんの匂いが強いけど··大丈夫ですよ、私だけの"天音"にしてあげますからね)
「小さい手ですね」
ピャッ!
「すみません!··小さくて···」
ひょい
「僕は小さい手も大きい手も好きですよ」
パッ
「それは····(ひゃー//顔面近すぎ)ぶっ!?」
グイッ
むにぃ
「天音、僕の事を見てください」
むにむに
「ひゃ··ひゃひまふん」
ニコッ
「今は我慢しますね」
···チュ
(額···に///)