第86章 壁ドン たくさん書くよ
どん
「ひとまず天音は動かないでくれ」
「!?、わ··わかりました」
コッコッコッ。
さわさわ
(あのまま動かれては危ない)
「特に仕掛けもないな。···ん?」
出口ドアに小さな紙が貼られてる
(何か書いてるな)
『どちらかが壁ドンしないと出られない部屋』
(そう言う仕掛けか。)
「天音。ちょっといいか?」
「はい!何かありましたか?」
「そのまま壁に寄りかかってくれ」
ぴたっ
「はい。(なんだろ)」
コッコッコッ···
(近づいてくる)
「天音」
とん
「··はい」
『········』
かちっ
(今··何かの音がした)
「之は何かの仕掛けだ。ドアの前に小さい紙が貼られ書いてあった」
"どちらかが壁ドンしないと出れない部屋"
「!?そんなおかしな事が···」
「まぁ今の状態になれば開く」
「それはよかったです。開きましたから出ましょうか!織田作さん!」