第86章 壁ドン たくさん書くよ
織田作さん Ver.
『·······』
(は、はわわわ···このお方は確か太宰さんと仲がいい織田作さん··マフィア幹部の方と知らない部屋にいるとは)
(気づいたらこの部屋にいた。隣で小さく震えてるのは確か太宰の伴侶··成程)
「怖いか?」
ぶんぶん!
「ぜんぜん問題ありません!··それより早くこの部屋から出る方法を···」
「···お前は偉いな。俺は怖いぞ」
「それは!···早く探しますね!」
(小さい。子供みたい···みた··)
ガチャガチャ
「開かない!?」
(い···いや。)
むち··。ぷりっ
(柔らかそうだな)
ぴょんぴょん。
「壁に何も仕掛けが見当たりません!」
ぷるん。ゆっさゆっさ
(···中々の揺れ····なるほど)
「天音分かったぞ」