第86章 壁ドン たくさん書くよ
とん···。
(なんで2回目)
(こうされるとまるで俺を包んでるように思う。何時もは隣にいて、手を繋いだり。でもこの立ち位置)
確か
ーーーーー····
「中也、生まれてきてくれてありがとう」
「···かあさん」
ーーーーー····
ぎゅぅ
「中也さん?(壁ドンしたまま抱きつかれた)」
「お前はほんとに柔らかいし、あったかいな」
「ありがとうございます」
「···何だか、眠る時と同じだな」
「ふふっ。そうですね」
「俺は幸せか?」
「中也さん?」
「······」
···なで
壁に置いた手を離し頭を撫でる。
片手はお互いにぎりしめ
「えぇ、中也は幸せよ」