第1章 恋の予感
何度かの打ち合わせを終えて、俺千葉の全貌が出来上がった!達成感がハンパない!
あとは翔ちゃんが喜んでくれるかだけど…
翔ちゃんなら大丈夫!
楽しみすぎて眠れないな〜
そんな数日を終えて、いよいよ撮影当日
「朝早ぇ〜なぁ。今日」
時刻は午前8:30
俺はすでに準備ばっちりでキャンピングカーに乗り込んでいる。
「ここで今日こけちゃうと、この企画なくなると思います!いろんなもの背負って今日はがんばんないとなぁ。」
いつもどおり、ゲストを小さい頃の写真からご紹介ー。いつもと違うのは…、やっぱ面影あるよね?かわいいなぁ。
「よっ!」
「なんだよこれ?」
「いいから、いーから座ってよ!
ということで、本日のゲストは櫻井翔くんで す!」
やーっと言えた。今までずっと内緒で考えてきたけど、ずーっと言いたかったんだもん。
「今日ゲストいないんです」
「ぽいよね」
「ゲストがいないとゆーか、あなたがゲストなんです!」
「俺、怖いのは、俺本当に何も聞いてないんだ。ロケがあるって局に連れてこられただけで。とりあえず、安全にやってね?」
「安全にね」