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ご機嫌days

第1章 恋の予感


肩を組んで隣でイェーイとポーズをとっている翔ちゃんを、伝わる体温から感じていた。少し前まではドキドキして顔に出ていないか心配になったけど、最近はラッキーだと思って挑んでる。そしたら、今までより撮影も楽しめるようになったんだ

撮影も終わり挨拶をして楽屋に戻って鼻歌を歌いながら着替える。
ついでに翔ちゃんのことを横目でチラチラ観察する。にひひ。
翔ちゃんはあっという間にに着替えて次の仕事に行くみたい。

「お疲れ様!忙しそうだね。つぎは何?」

「おう。取材が多くて移動も大変なんだよね。でも、任せて貰えるの嬉しいから頑張るよ。相葉くんも次あるでしょ?無理しないでね」

覗き込むように上目遣いで、ポンポンと俺の頭を撫でながら翔ちゃんは楽屋を出て行った。
いつもより近い距離のアーモンド型の瞳が綺麗で俺の心臓は大きく跳ねた。
スケジュールの鬼だなーとか、次はいつ会えるのかなーとか思うけど、触れた頭が熱くて動けない。

俺より少しだけ小さいくせに、歳も一つしか違わないのにその存在だけで安心感を与えるのがすごいんだよなー

ーコンコン

「相葉さーん!次の打ち合わせ行きますよー?」

マネージャーから声がかかって我にかえる。

顔赤くないかな…
急いで衣装から着替えて次の仕事へむかった。
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