第3章 ちぐはぐ
みんなが見ている中、翔ちゃんが俺の前にきた…きたー!ドキドキが最高潮になり、ついぎゅっと目を閉じてしまう
目の上にはちょっと冷たい手のひらの体温…
なんだかちょっとガッカリしたような…
急に力が抜けてきた
「ん〜。確かにちょっと熱いかも?」
翔ちゃんも自分のおでこにも手を当てながらうなっている
「ってことで、相葉さん。今日はゆっくり休んでね?」
「あ、俺今日これでおしまいだから、看病してあげようか?」
松潤が急にビックリ発言をする
優しいし、自分の健康管理もしっかりしてるから心配かけちゃったかな?
「え?悪いからいいよ!てか、みんなふざけてるだけで熱なんてなくない?」
「ある気もするし、ない気もするから、体温計で測りたいの。なかったらいいし、あったらちゃんと買い出ししてあげるよ?ちなみに今夜は飲み会入ってるからそれまでね」
スマートに事を運ばれて、もうその気になったようだ。おおちゃんもなんだかうんうん頷いてる。無駄な抵抗はやめようと思い