• テキストサイズ

ご機嫌days

第3章 ちぐはぐ


収録が終わって楽屋に戻ると、まっさきに大の字になってソファに沈んだ
いつもはすぐに着替える俺がそのままなんて珍しいから、みんなちょっとポカンとしてる

ニノが俺の頭の近くで着替えながら

「2本目は随分ポンコツでしたね、あいばかさん?」
「ちょっとイロイロ頭使ってたんだよ。」
「どこで?まさかの知恵熱?笑」
「え?知恵熱…なのかな?」
「うそでしょ?笑」
「そんなこと言われたらちょっと熱あるかも?笑」

2人でいたずらしたみたいにクスクス笑う
あながちニノの言ってることは間違いじゃない。俺の頭はキャパオーバーでなぜか翔ちゃんの顔が次から次へと浮かんでくる
その度にちょっと顔が熱くなるんだ

「どれどれ」

松潤が半笑いになりながら、右手を俺のおでこに当てる。う〜んと唸りながら、自分のおでこにも当ててみる

「わかんないけど、ちょっと熱いかも。。他に喉痛いとか頭痛いとか症状ないの?今日はこれで終わり?」

顔つきが心配そうな顔に変わって、矢継ぎ早に質問をされる

「他にはないなぁ。。本当に熱い?」

「ちょっと貸して」

物を借りるような言い方で、ニノが俺の前に来ておでこに手を当てようとし…たけど、一瞬止まった後、またちょっと悪い顔をしておでこにおでこを当ててきた



/ 31ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp