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もう一度君に会えたなら【緑谷出久】

第7章 文化祭





耳郎さん達のが終わり、僕らの出番になる。


僕は彼女の方を見た。彼女はとても不安そうな様子だった。


「奏、頑張ろう」


『うん!』


僕は彼女の手を取り、ステージに上がった。


観客は想像以上に居て、胸が弾んだ。


「何十年前にヒットしたAMAREが生まれ変わってここに復活!」


『大人気曲、“お互いにありがとう”を歌います!』


「『どうぞ、お聞きください!』」


僕は彼女に愛を捧げるように歌った。


彼女も僕の顔をたまに見ながら歌っていた。



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