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もう一度君に会えたなら【緑谷出久】
第3章 告白
『出久、見て!ヤバいよ!』
「えっ?」
付き合って数日後、動画の反響がものすごいことになっていた。
チャンネル登録者数も10000を切った。
コメントには『おめでとうございます。とても感動しました』という言葉がたくさん寄せられている。
その動画以外の動画再生回数も半端ないことになっていた。
「奏、今日も歌おうか」
『うん、そうだね』
僕は彼女に顔を近づける。
「大好き」
『私もだよ』
どちらかともなく、唇を重ね合った。
僕はとても幸せだった。
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