• テキストサイズ

【ONE PIECE】トラファルガー・ローに愛されて。

第6章 花筏。



ローside
*  *  *  *


『ごめんなさい、ごめんなさい…、』


夢の中で、何度も泣きながら。
許しを請うように、しゃがみこんで。


『愛してる、愛してるの…っ』


頭を抱え、顔を覆って。
一人で抱え込ませて。
こんなにまで彼女を壊したのは、俺だ。



(――――――止めてくれ、)





「もう、泣かないでくれ」



手を伸ばして、触れようとすれば、消える。


行かないでくれ、今度はお前を守るから。
ずっと、俺の傍にいてくれ。
もう二度と、泣かせたりなんかしない、そう誓うから。




(俺も、お前を愛してるんだ…)






―水底に…一緒に、沈もう―
/ 69ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp