第3章 散り際。

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ようやく見ツけた。

新しい玩具、可愛らしイ女。

手配書で見るより、ずっとイイ。


俺を見たら、彼女はどんな顔をするだろう？

きっと、逃げようとするだろうなァ…。

その白い腕を、引きちぎりたい衝動を抑えて、
掴んで引き寄せて、
壊したい衝動を抑えて、
繊細にできているか細い身体を優しく抱き締める。



逃がしはしない、




─迎えにきたぜ、シェリル……─