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同じ屋根の下で【気象系BL】

第5章 ~番外編~例え別世界でも


智「…ありがとう翔くん…そうだよな…例え血の繋がりなんかなくたって、俺達兄弟なんだから…」

翔「止めてよ兄さん、照れるじゃない」

…今…俺無性に帰りたくなった…皆の所に…

智「…よーし!そうと決まったら早速寝るか!」

潤「…何?突然…」

智「こっちに来た時と同じ状況になれば帰れるんなら、もう一度寝れば良いんだろ?」

和「そんなまどろっこしい事しなくても、これで一発だよ智兄」

智「…はい?」

そう言って和也は何処から持ち出したのか、バットを振りかざしていた

智「ち、ちょっと待て!お前そんな物で殴られたら下手すれば永眠…!」

和「いくよー!」

<ゴン!>

あー…これは俺、とうとう父ちゃん母ちゃんの側に行く事になったな…

明日の朝刊の見出しは『大野グループ長男相続争いの末、弟により撲殺』とか出て、根も葉もない事書かれるんだぞー…

智「…って冗談じゃないっ!…アイテテ!」

翔「智くん大丈夫!?」

潤「頭打ったんだから無理に動いたら良くないよ」

…あれ?今翔くん『智くん』って…

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