• テキストサイズ

同じ屋根の下で【気象系BL】

第5章 ~番外編~例え別世界でも


雅「でも面白そう。あ、翔ちゃんは何て書いてる?」

…そう来ると思った…

翔「そんなの信じるなよ。どうせ当たらないんだから」

和「おや?翔兄さんは占いには否定的なんですね」

翔「そうじゃないけど、俺の場合は当てはまらないってだけだよ」

潤「何で…あっ…」

…?何だ?突然潤の様子が…

雅「何で翔ちゃんは当てはまらないの?」

翔「俺の誕生日は、俺が保護された日なんだ。正式な日は解らないから」

智「えっ…」

そうだった…翔くんは孤児だから誕生日が解らないんだ…

翔「何皆して暗い顔してるんだよ。俺は気にしてないから」

雅「翔ちゃん…」

そう言って翔くんは笑っていた…

その時俺は思ったんだ…

俺達皆、血の繋がった兄弟なら良かったのにって…

その事ばかりを考えながら、その日は眠りについたんだった…

/ 465ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp