第5章 ~番外編~例え別世界でも
ー智回想ー
便利屋の依頼が終わって喫茶店に行くと、カウンターに見たことのない本が置いていた
智「…何だ?この本…」
潤「ああ、それお客さんの忘れ物だよ」
雅「何?占いの本?」
翔「へぇー…今時まだこういうの買って読む子がいるんだ…って…この本の持ち主は和也のファンか…」
和「…何で解るんですか?翔兄さん…」
翔「だってこの明らかに何度も捲ってボロボロのページ、双子座のA型だよ」
智「なるほど…うちに来るからにはそうだろうな…」
雅「何々…『双子座A型の彼(彼女)を落とすには…?』」
そんな事を言っていたら、潤が突然慌てだし
潤「その本貸してっ!警察に届ける!」
和「警察って…潤くん大袈裟な…」
雅「別にうちで預かってもいいじゃん」
潤「冗談じゃない!その本の持ち主は男だよ!」
なるほど…