• テキストサイズ

同じ屋根の下で【気象系BL】

第5章 ~番外編~例え別世界でも


とりあえず階段を降りるとキッチンから

「おーい雅紀ー。ちょっと潤を起こしてきてくれー」

…って翔くんの声が聞こえた…けど、何でキッチンから?

雅「えー?潤を起こすの大変なんだけどー…」

翔「文句言うなよ。朝めしに玉子焼き多くしてやるから」

雅「ホント!?ねーねー、ウインナーも増やしてよ」

翔「ハイハイ、解ったから早く起こして来てくれよ。遅刻しちまうぞ?」

雅「やった!」

交渉成立(?)したようで、雅紀は嬉々として潤の部屋に駆け込んでいった

…?潤がまだ寝てる?じゃあ誰が朝めし作ったんだ?

深まる謎を解明するべく(大袈裟)キッチンを覗くと

翔「あ、兄さんおはよう。朝食出来てるよ」

…と、エプロンを着けた翔くんが爽やかに声を掛けてきた

えっ?えっ?に、兄さん?

翔くんの言動と(あり得ない)格好に立ち尽くしていたら

和「智兄ジャマジャマ!何?もう足が老化して動けなくなったの?」

…こいつの毒舌は問題ないな…

/ 465ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp