第50章 秋の風物詩開催!
「それではお待たせ致しましたー!ただ今より『Women's costume』を開催致しまーす!」
高らかな開催宣言の後で大喝采が起きているのを、俺達は舞台裏にあるテントの中で聞いていた
智「そういえば、これってどういう進行になってるんだ?」
潤「何でも、先に参加希望者が披露して、その後で俺達が出るんだって」
和「その後に、私達か参加者の誰が良かったを投票してもらうそうですよ」
翔「…他に参加者がいるのかよ…」
潤「結構いるみたい。何でも優勝景品がペア旅行券なんだって」
雅「えーいいなー…じゃあ俺達が勝ったら旅行券もらえるの?」
和「それはないそうですよ。だから私達も参加してくれって言ったんでしょ」
何だそりゃ…景品惜しさに俺達出したのかよ…
暫くして始まったのか、会場からは歓声や笑い声が聞こえてきた
そして
「大野さん、お願いします」
スタッフが俺達を呼びに来た
雅「じゃあ行こうか」
翔「うー…出たくないよー…」
和「まだそんな事言ってるんですか翔兄さん」
諦め悪いな…翔くん…
潤「ほら、翔兄さん。なんなら俺達の後ろにでもいたら?」
翔「…ってか、雅紀と潤の女装始めて見たけど…お前らホント美人になったな…」
雅「そう?」
ホント…この2人が女装すると、普通に女性モデルが並んで立ってる様にしか見えない…